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2009/11/25
車両の出入り管理には、従来からゲート式やETCなどの方式が多く用いられています。
また、近年ではUHF帯のRFIDを利用する事例も散見されるようになり、効率の良い出入り管理に対する需要はますます高まっているようです。
しかし、一見便利に思えるこれらの方式にも、下記のような課題があります。
<ゲート式、ETC>
・導入コストが高価でコストメリットが出にくい
・初期設置が大掛かりで拡張(増設)が困難
<UHF帯のRFID>
・通信距離が短い(数メートル)
・電波特性として、障害物への回り込みが少ない→読取精度が良くない
このため、最近ではこれらに代わる新たな方法として、アクティブRFIDを用いた車両の出入り管理に注目が集まっています。
弊社のアクティブRFID製品“I’m here”を例にとってみると
・小型リーダの設置はゲート設置に比べて容易かつ安価で、拡張(増設)がしやすい
・リーダ(アンテナ)とタグとの通信距離が比較的長い
→標準アンテナで約20m、八木アンテナなどを使うと約50m以上の性能がある
・回り込みが多い電波特性を持っている→読取精度が良い
など、従来ソリューションの弱点をカバーする特長をもっており、私たちは「車両の出入り管理」にこそ、アクティブRFIDの特性が最大限に生きてくるのでは、と考えています。
事実、新規導入のご相談はもちろんですが、既に他のソリューションを導入したもののうまくいかなかったというお客様から入れ替えのご相談をいただくことケースも多数あるのです。
そこで今回は、アクティブRFIDを利用して、実験・実用化が始まっている主な事例や運用イメージをご紹介したいと思います。
<主な事例>
1.大規模工場の出入り管理
・従業員・協力会社の車両入退場を記録し、有事の際に敷地内の残車両を把握
→取残し防止(安全管理)
・ゲートなし&ノンストップでの車両出入り管理を実現
→出入口の渋滞を防止
2.バス・運送車両など営業車の出入り管理
・人がカードをかざすなどのオペレーションなしに自動的に入退を管理
→運用の容易化
・人の申告ではなく自動的に時間を把握し、労務管理が可能
→コスト削減、監査時のエビデンス
3.工事現場のトラックの管理
・トラックの出入り回数を自動的に記録し、土砂の量を把握する
→ 出来高払いのエビデンス
・現場内滞留車両の把握
→混雑・作業集中の緩和で効率アップ
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*車両にタグを取り付け、出入り口にアンテナを設置
<利用方法イメージ>
・出入口のアプローチで離れた2箇所の場所にアンテナを設置することで、各アンテナを通過した時間を把握し、「出」と「入」の判定を行う。
・リーダから通過したタグの情報をパソコンなどの情報機器で取得し、各種アプリケーションで利用

タグを搭載した車両が出入口を通過する際、読み取りエリア(図内①および②)を通った順番に基づいて、
①→②の通過を「入」
②→①の通過を「出」
と、自動的に判別します。
今回は、「車両の入退場管理」の事例をお伝えしました。
ご興味あれば、実際に実機によるデモンストレーションをお見せすることも可能ですので、お気軽にご連絡ください。