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アイテックのエンジニアによるコラム

2009/11/18

混信させない

複数の機器を同時に無線で通信させたいという案件が結構あります。
しかし、無線機器は近接して利用すると、お互いに干渉し、うまく通信できない場合があります。
受信機器が多数あっても問題ないですが、送信機器が多数ある場合は、互いの送信波がぶつかり合うので交通整理が必要となります。

例えば、小学校の教室内で子供達が先生に向かって一斉にしゃべり始めても、先生は、それぞれの子供達の言っていることがわかりません。聞き取れるとすれば一番前にいる子供(または、声の大きな子供)の言葉だけで、その他の子供達の言葉は解読できずに終わります。 全員から話を聞きたい場合はどうするかといえば、全員を静かにさせてからひとりひとり指名しながら会話し、個別に話を聞きとるようにします。 

無線の場合でも単一チャネルで複数局と通信する場合は、個々の送信局に対して通信時間を割り当て順番に制御し衝突を回避します。 データ電文を、小さく分割して送信して割り当て時間を小さくすれば、あたかも複数局が同時に通信しているようにみせかけることも可能です。 
これはほんの一例で、実際には案件毎に必要な通信機器数、データ量、レスポンス要件が異なり、また飛距離、電力(電池寿命など)、サイズなどの要望から採用する周波数帯域、変調方式も変わるのでそれぞれに最適なソリューションを用意することになり、これらが無線機器メーカとしての腕の見せ所となります。 

お悩みの案件があれば、まずはアイテックまでご一報いただければ... と思います。

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執筆担当 : 平澤秀幸


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