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アイテックのエンジニアによるコラム

2008/12/11

機械材料について

担当の山田です。
今回は、機械材料について掲載します。

使用する材料を選定するにあたり、材質、素材の形状、用途、品質、製造方法など確認することは沢山ありますが、今回は品質に注目してみました。
品質には、化学成分、機械的特性、耐食性などになりますが、今回は機械的特性について一部掲載します。
付表に機械的特性の一部、ヤング率と引張強さを表記してみましたので参考にして下さい。

付表 良く使う材料のヤング率と引張強さ

材料名          ヤング率GPa        引張強さMPa
軟鉄(SS400)          192             400
炭素鋼(S45C)         205.80            600
ステンレス(SUS304)      199             520
真鍮(C3604)           100             360
アルミニウム A5052P         69             195
ジュラコン(POM)        3.43             100
PC(ポリカーボネート)     2.45             104
ABS                2.65             35

ヤング率とは、硬さを表す数値で、大きいほど硬いです。全ての固体に存在します。
引張強さとは、材料が破断する前に材料に表れる最大の引張応力、または、材料が耐えうる最大の引張応力のこと。数値が大きいほど強いです。

但し、質別記号により上記値が変化する材料もあるので注意が必要です。

代表的な質別記号
F 製造のままのもの。機械的性質の制限はしない。
O 焼きなまししたもの。引張強さが最も低い。
H 加工硬化したもの。1/8、1/4、1/2、3/4Hなど、硬さにより種類がある。
SH 引張強さが最大になるように熱処理をしたもの。
SR 歪み取りのため熱処理を行ったもの。

以上、材料を選定するときの一部を紹介させて頂きました。
今回は、この辺で失礼します。

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執筆担当 : 山田恭央


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