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2006/07/20
朝礼やカラオケなどでマイクとスピーカーが近づいたり、直線上にあった場合、キーンとかブーンなどの非常に不快な音がします。ほとんどの人は経験があるでしょう。これは、ハウリング(遠吠え)という現象です。俗称では、“ハウる”と言います。これは、マイクから入力した音をスピーカーから出し、その音を更にマイクが拾って、スピーカーから出るといった繰り返しから起こる現象です。対策としては、この繰り返しを断ち切れば良い訳ですから、マイクとスピーカーを離す、スピーカーの音量を下げる、マイクとスピーカーを直線上に置かない等の対応で回避出来ます。
小型の無線機器(携帯電話、コードレス電話)でも、同じ事例は発生します。この場合、スピーカーから発せられた音をマイクが拾って“ハウる”ケースと、スピーカーから発せられた音で、基板や構造部品が振動を起こし、それがマイク回路に入り込んで“ハウる”ケースの2パターンがあります。対応として、小型構造であるが故にマイクとスピーカーを離すことが出来ないため、マイクの指向性やゲイン、音声周波数成分の調整、使用する部品の選定し直し、基板パターン(信号ライン)の変更、基板に振動が乗り難い形状に変更、基板固定ネジ追加、基板接着など知恵を絞って改善する訳です。ケースバイケースですので、上記の方法で必ず直る保証はありませんが大抵は、直ります。ご参考になれば幸いです。