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アイテックのエンジニアによるコラム

2005/09/01

無線モジュールができるまで・・・その1

担当の三原です。モジュールが出来るまでの製造工程を簡単に説明したいと思います。今回は実装工程を紹介したいと思います。

実装工程の概要は・・基板搬入→クリームハンダ印刷→チップ部品搭載→大型部品搭載→リフロー炉によるハンダ付け と、いうような構成になっており全て自動化されています。各ポイントの説明を簡単に・・・

基板搬入:まだ部品の載っていない基板を自動で機械に送り込む装置です。

ハンダ印刷:クリーム状のハンダを部品の載る位置に印刷します。ハンダ版プリントゴッコみたいな機械です。

チップ部品搭載機:あらかじめ機械にセットした部品をプログラムに従って決められた位置・角度を守り正しく部品を置く機械。カメラやセンサーで部品を確認しているので搭載不良は非常に少ない。最高速度は1部品0.1秒を切る!要するに1秒間に10個以上の部品を搭載することが可能の優れもの。

大型部品搭載機:CPUやコネクタ・SW等の大きめの部品を載せる機械。これもまたカメラ認識がありCPUの足が1本無いとか曲がっていると搭載せずに他の部品と交換して搭載する優れもの。

リフロー炉:クリームハンダを溶かし搭載部品と基板をハンダ付けする機械。巨大なオーブンみたいな機械。

以上が実装工程の大雑把な説明になります。実際は色んな工夫やノウハウが必要となります。部品搭載機は独特の動きと速さがあり見ていると非常に面白いです。なかなか見る機会は無いと思いますが展示会があるので興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか。



2005/09/16

環境問題への取り組み

2006年7月よりEUで施行される「RoHS(Restriction of the use of certain Hazardous Substances)指令」は、私たち通信機器メーカーや電子機器メーカー、部品メーカー、材料メーカーなどでは、その対応に追われています。

機器メーカーが「RoHS指令」を守るには、最終製品に規制対象となる6物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテル)が含まれているのか、仮に含まれていたら、どれくらいの割合なのか正確に把握する必要があります。
しかし、これは機器メーカーだけで全ての情報を収集するには限界があります。製品を構成する材料や部品など、購入先を含めた全体で規制科学物質の情報を管理することが必要となっています。
その為、機器メーカーは部品メーカーに対して、過度な調査依頼をすることが度々あるそうです。
また、規制への対応が必要となっている中で、環境規制対応をサポートするサービスも次々と誕生しているそうです。1台数百万円もする化学物質を分析する装置の需要が増えているそうです。

アイテックでもサプライヤー様や部品メーカー様にご協力を頂いて、鉛フリーとRoHS適合に向けて、積極的に取り組んでいます。



2005/09/28

GPSとは

GPSとは “ Global Positioning System ”の略称で、24個の人口衛星から発信される情報を利用し、現在位置を測定できる装置のことです。カーナビや携帯電話ナビとして利用される注目度の高いシステムです。元々は軍事用として開発されたシステムですが、1993年に民生用として運用が開始されました。4個以上のGPS衛星からの電波を受信するまでに生じるそれぞれの時間のズレを元に、GPS衛星までの距離を測定することで現在地が緯度・経度として表示されます。GPSの測定精度は本来、軍事目的のため非常に高く、15~25cmと言われています。ただしそれはアメリカが軍事目的に使用する場合の話で、民間が利用する場合には、そこまでの測定精度が保障されていません。

前述の通り、カーナビや携帯電話ナビは広く知られるところですが航空機や船舶の位置確認用にも使われていますし、登山やハイキング用にポータブルGPSも販売されています。(約3万~15万円程度)ちょっと変わったところでは、位置検出の機能を使っての測量や道路工事現場の信号機などの製品もあります。かなり変わったものでは、自動田植え装置というものまで実験されているようです。ちょっと動向に注目したいシステムのひとつです。



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