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アイテックのエンジニアによるコラム

2010/08/11

鋳物について

こんにちは今回担当の沼田です。
今回は鋳物のお話しです。
「鋳造」という言葉をだれでも一度は聞いたことがあるかと思います。

鋳造に使用する型のことを鋳型(いがた)といい、英語でcastingといえば、鋳造と鋳物の双方を指す。中世以前からある加工方法で、砂を型に利用した砂型鋳造は寺の梵鐘の製造などで用いられていた。現在でも、大量生産品の鋳造に幅広く用いられている。砂型で製造したものは表面のざらつきが大きく、そのまま、機械部品として使えないため、仕上げ加工を行うことが一般的である。 一方、工芸品等の製作では、石膏型を使うことが多い。石膏型では原形を蜜蝋等の高温で溶ける材料で制作し、原形を石膏で塗り固めた後、原形を除去して材料を流し込む。この方法では砂型に比べて表面のざらつきが小さく、型の合わせ目がないため、後処理が容易になる。
使用材料には主に鉄・アルミ合金・銅・真鍮などの金属があります。
鉄鋳物のことを鋳鉄と呼びます。ここではその特性について,鋼と比較してみます。

鋳鉄の長所
1.複雑な形状のものが比較的安価で製造できる
2.どんな形のものでも作ることができる
3.振動を押さえる効果が大きい場合が多い)
4.加工しやすい(削りやすい)

鋳鉄の短所
1.もろい(鋼に比べて折れやすい) 
2.加工が必要(そのまま製品として使えない)

しかし,このような短所を補った鋳鉄もあります。それが折れやすい短所を補った「ダクタイル鋳鉄」です。
添加物を加えることにより,金属組織を変化させ,鋼に近い性質を持たせています。 現在,強度の必要な部品の多くは「ダクタイル鋳鉄」により作られています。
実際の生活の中で 直接鋳鉄に関わることはあまりないと思います。 しかし,見えないところで鋳鉄は活躍しています。工作機械,印刷機,コンプレッサー,水道管、自動車etc.
それでは今日はこの辺で。

執筆担当 : 沼田由一


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