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2010/05/12
今回担当の高沢です。
今回は標準化についてお話したいと思います。
通信では、相手とうまくつながって正しく情報のやりとりができないと話になりません。その為には国際標準・国内標準を定めて皆がそれに従うことが重要です。
標準化には国際的あるいは地域、国で認められた標準化組織で標準を定める「公的標準」と企業或いはグループが先行して市場を支配してしまったものを標準とする「事実上の標準(デファクト・スタンダード)」とがあります。
■公的標準は様々な角度から議論するので決定するまでに時間がかかるのが問題。
■デファクト・スタンダードは必要性と目的が一致する団体で作るので短時間で制定することが可能。
現代は技術進歩が早く、短期間で標準を作成し技術を普及させる必要性からデファクト・スタンダードの傾向が強くなっています。デファクト・スタンダードの代表例はインターネット標準プロトコルの「TCP/IP」やパソコンOSの「Windows」が該当します。
公的標準を定める機関は次のようなものがあります。
■国際標準化機関
1.ITU(国際電気通信連合)
無線通信と電気通信分野において各国間の標準化と規制を確立することを目的とし、無線通信部門(ITU-R)、電気通信標準化部門(ITU-T)、電気通信開発部門(ITU-D)から成ります。
2.ISO(国際標準化機構)
ITUが政府間機構であるのに対し、ISOは非政府間機構であり、各国の1つの標準化機関が代表して会員として登録され、日本からはJISC(日本工業標準調査会)が参加しています。
3.IEEE(米国電気電子技術者協会)
LANなどの標準化を行っています。LANは公衆通信網を使用しないので電気通信標準化部門(ITU-T)に属しません。
■地域標準化機関(日本国内の場合)
1.ARIB(電波産業会)
日本国内において総務大臣より指定を受けた民間標準化機関です。電波の有効利用に関する調査研究、研究開発、および標準化機関と連携した技術的検討などの事業を行なっています。
アイテックでは様々な標準化に適合した開発を行っており、お客様に安心して使っていただける製品を今後も提供できるよう努力してまいります。
それではこの辺で失礼します。
次回の更新日は2010/06/09です。