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2009/02/12
今回の担当の柳沢です。
今回は東日本と西日本で分かれている商用送電についてお話します。
商用送電は、東日本が50Hz、西日本が60Hzですが、これは発電機導入の歴史による文化の違いです。エジソンが世界初の電力供給システムを完成した翌年1883年に現在の東京電力が設立され、文明開化の波に乗って、日本でも一気に電化が進みました。当初、東京は直流、大阪は交流を支持していましたが、1895年に東京も交流に切り替えることにして、浅草の火力発電所に、ドイツのアルゲネ社製50Hzの交流発電機を導入しました。現在の関西電力は米国のGE社製の125Hz交流発電機を導入しましたが、1897年にGE社製の60Hz発電機に切り替えました。その後、神戸、京都、名古屋の電力会社も60Hz発電機を採用しました。このため西日本は60Hzになりました。
最近の家電製品では見かけなくなりましたが、製品の裏には周波数の切り替えスイッチがついていました。周波数が異なるため、交流モータでは、20%の違いを生じてしまうわけです。最近ではDCモータやインバータ制御の普及により、この周波数の違いを気にする必要性が少なくなり、家電製品購入の際も全く気にしていないと思います。
それでは、この辺で失礼します。
次回の更新日は2009/02/04です。