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アイテックのエンジニアによるコラム

2008/08/12

それなりのメリット

こんにちは
今回担当の柳沢です。

今回は、「それなりのメリットがある」と思ったことがありますのでそれについてお話します。

我々無線の業界では高周波信号にデータを載せて通信をしますが、この高周波に実際のデータを載せることを変調と言います。変調方式には様々なものがあります。基本的には振幅変調のASK、周波数変調のFSK、位相変調のPSKがあります。近年では、FSK、PSKをベースに2次変調という変調をかけたり(SS変調方式)、4値信号を同時に変調したりと大容量、高速化の要望に対応するため変調方式も進化しています。我々の製品もFSKかSSであり、ASKは殆どお目にかからない変調方式になりました。ASKと言えば、信頼性の関係等でテレメータ、テレコントロールでは殆ど使用されなくなった変調方式ですが、RFIDの登場により再び使用場面が増えています。私も最近ある製品の開発でASK変調方式を採用することになり、検討しています。
「ASKなんて」と思っていたら、結構使い方を考えると便利だという事が解りました。また、回路的には安価で良いものではないかと考えています。

恐らく、身の回りには「過去の遺物」になっている物があるかと思います。しかし、それにはそれなりのメリットがあり、他の技術進歩によりそれを最大限に生かせるようになっている物もあるのではないでしょうか?
息詰まった際は、過去を振り返るのも良いことだと改めて思いました。

それでは、この辺で失礼します。

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執筆担当 : 柳沢充亨


次回の更新日は2008/09/10です。

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