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アイテックのエンジニアによるコラム

2008/01/10

電子部品の進化

新年明けましておめでとうございます。
今年も、無線こだわりリレーコラムをよろしくお願いいたします。
 
私は今回よりリレーコラムのメンバーに加わりました百瀬と申し
ます。よろしくお願いします。
今回は、基礎的なことですが電子部品の話をしたいと思います。
 
電子回路の、基本となる部品に抵抗・コイル・コンデンサがありま
す。同じ種類の部品でも形状は、リード線の付いた比較的大きな
ものや、小さいチップ形状の物など様々です。また、部品の小型
化も進んでおりチップ形状の物では、現在【0402】(0.4×0.2mm)
といった超小型サイズもあるようです。(残念ながら、実際に拝見
したことは無いのですが。)

このように小型化が進んでいく部品ですが、それにより当然製品
も小型化することが可能になります。また、設計で部品を使用する
際には寄生インピーダンスの減少というメリットがあります。特に、
リード線の付いた部品はリード線の長さに比例してこの影響が大
きくなります。
例えば、ある抵抗を高周波で使おうとすると、その抵抗が寄生
キャパシタンス、寄生インダクタンスをもってしまい理想の抵抗とし
て作用しなくなります。この理想の部品がもっていない寄生分を
寄生インピーダンスといいます。
 
この寄生分は、周波数が高くなるほどに影響が大きくなっていき
ます。また、この寄生インピーダンスは部品の物理寸法に比例
するため、小さい寸法の部品のほうが影響を受けません。なので、
回路設計をする時に使用する周波数に応じて、部品の選択が重
要となってくる場合があります。
部品の小型化についての補足ですが、抵抗やコンデンサはチップ
化による小型化で性能向上につながった面がありますが、コイルに
関しては無理に小型化すると損失が増えてしまう様です。
  
これから先も、部品はどんどん進化を続けていくでしょう。形状が変
化したり、もっと小型化するかもしれません。そのうち、肉眼では確
認困難な部品も出てくるかもしれないですね。
それでは、今回はこの辺で。

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執筆担当 : 百瀬陽介


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