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2007/12/27
担当の高沢です。
今回は組み込み機器では欠かせないマイコンのお話しをしたいと思います。
マイコンは大別してCISC型とRISC型に分けられます。
CISC ・1命令で複雑な機能を実現する命令を持つ。
・複雑な命令を実現するために内部構造も複雑になり、処理速度の向上が難しくなる。
組み込みマイコンではルネサスのH8シリーズやNECの78シリーズこれに該当します。
RISC ・1命令の長さが決まっているので同時実行しやすく、複数命令の同時実行により処理
速度が上がる。
組み込みマイコンではルネサスのSHシリーズやNECのV850がこれに該当します。
一般的に価格やサイズを優先する場合(特定小電力や微弱などの無線通信など)はCISC型を、
高速性を優先する場合(画像処理や高速通信など)はRISC型を使います。
プロセッサという観点からみると他にDSPがあります。
DSPは演算を如何に高速で行うかに特化したプロセッサです。
信号処理の演算はΣ(シグマ)の数式が登場します。
このΣは乗算と加算が使われ、高速化の為、乗算と加算を同時に行う必要があり、
DSP内部に積和演算回路を用意されています。
ただ、近頃の高機能マイコンには積和演算回路が実装されているので
マイコンとDSPの区別が少なくなってきています。
DSPは年々高速化されてきていますが、あくまでソフトウェア上で動作しますので
処理には限界があります。
更なる高速が必要な場合はハードウェアでシステムを構築する必要があります。
ここで登場するのがFPGAです。
FPGAについては当社発行のメルマガ(柳沢執筆)を読んでみて下さい。
今後、システムの複雑化、高速化などが進みソフトウェアで実現させるのか
ハードウェアで実現させるのかトレードオフを見極める技術が必要になって
きています。
参考になりましたか?今回はこのへんで....